COLUMNコラム
弊社アトムエンジニアリングは、30年以上、物流業、製造業など様々な業種・業界向けに、
在庫管理システムを中心とした物流ソリューションを提供させていただいています。
弊社のスタッフによる物流、製造に関するコラムをお送りします。
最適なロケーション管理とは??
倉庫内に物を保管する際、単純に考えて2種類の保管方法があります。
この棚には何の商品を置くと決めているパターンと、どこの棚になにを置いても良い、というパターンです。
前者を固定ロケーション、後者をフリーロケーションと呼ぶことが多いです。
製造業における在庫管理の問題点
製造業の皆様が頭を抱えている問題点として【棚卸誤差が多い】というものがあるのではないでしょうか?
製品や半製品の在庫は合っていたとしても、部品・素材に関しての在庫は中々合わないものです。
そもそも【理論在庫がどの程度あるのかを把握していない部品・素材】なども多いのではないでしょうか? 結果的に歩留のみの確認に留まっているようなケースですね。
最適な棚卸方法とは?
恐らくどんな業種の方でも定期的に棚卸を行っていると思います。
一般的に棚卸は大きく分けて2通りのやり方があります。
一斉棚卸と循環棚卸です。
理論在庫と物理在庫とは?
理論在庫と物理在庫という言葉があります。
理論在庫はシステム上で管理している在庫数量のことで、物理在庫は実際に倉庫にある在庫数量のことです。
場合によっては理論在庫を基幹システムで管理している在庫数量で、物理在庫をWMSなどで管理している在庫数量のことをいう場合もあるようです。
バーコードの種類と使用法
現在、在庫管理をする上で無くてはならないものといったらバーコードです。
食料品、書籍、医薬品、衣料品など消費者が手にする商品には100%に近い形でバーコードがついております。
お店のレジではこのバーコードを読み、どのような商品で、いくらなのかを一々手入力しないで済んでいます。
いい意味での副作用として、スーパーなどでは自分で会計を行うことのできるセルフレジなども増えております。
在庫管理におけるロケーション管理とは
倉庫内の在庫管理をキッチリ行っていく上で特に重要になるのが【ロケーション管理】です。
在庫管理において【何が】、【いくつ】あるのかを管理するのは当たり前です。在庫数を管理するのですから。
ロケーション管理を行わないのであれば、EXCELなどで作成した在庫管理表でも充分に管理が出来ると思います。
ではロケーション管理を行うと何が変わるのでしょうか?
在庫管理に不可欠な5Sとは?
在庫管理を考えていくにあたり、最初に必要なものは何でしょうか?
色々と検討するものは多いと思いますが、まずは自社の倉庫内の状況の改善であると思います。
自社の倉庫内を見回してみて下さい。
何か問題はありませんか?
もし問題が無いと思うのであれば、それ自体が問題であると考えられます。
問題が無ければ在庫管理を考える必要すらないのですから。
話がずれてしまいましたが、まずは自社内の倉庫状況の改善として現場内の5Sから始めてみませんか?
今やどのような現場に行っても5Sの張り紙が貼られています。
すべて「S」の文字から始まる現場の心構えのようなものです。
在庫管理とハンディターミナル
皆様、ハンディターミナルというものをご存知でしょうか?
スーパーやコンビニエンスストアなどで見かけることもあるかと思いますが、片手で持てる大型のストレート携帯電話の親分みたいなもので、バーコードを読むことが出来るようになっております。