COLUMNコラム
ネット通販にも対応できる在庫管理システムを利用する8つのメリット
昨今のネット通販の市場拡大により、ネット通販業界は追い風である反面、出荷量や取扱品の増加に日々頭を悩ませるネットショップオーナーの方も多いのではないでしょうか?
在庫管理システムを利用すると、出荷量や取扱品の増加にも柔軟に対応可能です。
ここでは、ネット通販にも対応できる在庫管理システムを導入することで得られるメリットをご紹介いたします。
SKU増加への対応
取り扱う商品の種類が増えると類似品も増えるため人の手による管理では対応が難しくなってきます。バーコード等を使った在庫管理システムなどを活用することで、商品を正確に判別して取り扱うことが可能となります。
ショップ評価の向上
近年、ネット通販の利用者は注文の翌日に配達されるような状況に慣れているため、スピーディーな出荷はレビューの評価にも影響します。ノベルティの同梱やギフト包装といった作業指示にも対応することが求められるケースもあります。現場の作業者の方それぞれの作業内容はシステムなどを活用して標準化することが、安定した品質サービスのために重要となります。
誤出荷防止
誤出荷はショップのレビューや評価に大きく影響するため対策が必須です。商品バーコードとハンディターミナル・スキャナを利用した高精度な検品により、商品の間違いを防止できるようになります。衣類やバッグのサイズ違いや色違いなど間違いやすいものを取り扱う際には特に効果的です。
書類作成業務の工数削減
膨大な出荷に対してピッキングリストや納品書を手作業で作成するには大変な手間がかかります。受注データなどに応じて、ピッキングリストや納品書を自動的に作成して発行できるようになるため作業時間を削減することが可能です。
実数に即した在庫管理
受注管理システムは受発注や仕入などの情報をもとに在庫管理するため、実際に在庫を確認してみたら在庫がなかったということが起り得ます。
実際の商品の入出荷をもとに現物管理ができる在庫管理システムを利用し、実数に即した在庫管理を行うことで、在庫数が正確に把握できるようになります。
出荷業務の効率化
出荷先が多く単品注文であり、出荷する商品の種類もバラバラであることが多いため人の手によるオーダーピッキングの出荷業務をしている現場が多いですが、複数出荷先を同時に作業するマルチピッキングなどの運用をすることで出荷にかかる時間が削減可能です。人の手で行うとミスが起こりやすいですが、ハンディターミナルによるマルチピッキングやマルチピッキングカートなどを活用することで効率よく作業することができます。
フリーロケーション対応
ネット通販は実店舗のように売り場面積の制限がないため多品種の商品を扱えるメリットがありますが、商品・在庫そのものを管理する保管場所のスペースには限界があります。
商品ごとの保管場所が固定される固定ロケーションでの運用には限界があるため場合によってはフリーロケーションの対応が望ましいです。商品ごとの保管場所をシステムで管理することにより、商品を探し回る手間が無くなります。
複数荷姿管理
人気商品など、入荷の際に箱でまとめて大量に入荷する商品であっても、出荷の際は開梱して個別に出荷する場合もあります。入数を管理することで箱の数をもとにして商品の総数も管理可能となるため、数を数える手間が少なくなります。
まとめ
ネット通販対応の在庫管理システムを利用することで、出荷ミスの防止や迅速な出荷が可能になります。取扱商品の増加にも対応できるようになるため、結果として口コミや高評価が増えて売上の増加などに繋がります。
また、発送作業を効率的に行うことができるので、本来のネットショップの売り上げを伸ばす業務に集中できるようになります。 ネット通販にも対応できる在庫管理システムへの資料請求、お問い合わせはこちらからどうぞ。