COLUMNコラム
現場責任者の方必見! 新人スタッフが迷わない倉庫を作る6つのポイントとは
新人のスタッフや倉庫内の作業に慣れていない方のピッキング作業に時間がかかるため、倉庫内を見やすく、分かりやすくすることで、ピッキング作業の時間を短縮したいという現場責任者の方も多いのではないでしょうか?
今回は、現場での事例をもとに作業スタッフが迷わない倉庫を作る6つのポイントをご紹介いたします。
ロケーション番号を付ける
作業スタッフが迷わない倉庫にするためにはロケーション管理が重要になります。商品の保管場所に対してロケーション番号を割り振ることで商品の保管場所を具体的に指示できるようになり、今自分が倉庫の何処にいるのかも分かりやすくなります。
ロケーション番号は拠点・エリア・列・連・段・間口ごとに番号を割り振る方法が一般的です。
倉庫内の見通しを良くする
作業スタッフが商品を探しやすくするために整理整頓などを行い、倉庫内の見通しを良くすることも重要です。
また、比較的高い場所にロケーション番号を表示することで、遠くからでも確認することができるようになります。
作業動線を決める
倉庫内の作業動線を事前に決めてルール化することで、比較的スムーズにピッキング作業に慣れることができ、これにより倉庫内で迷うことも減ります。
また、作業のルールを決め、それを守ってもらうようにすることで、作業ミスも軽減することができます。
商品をまとめて保管する
同じカテゴリーの商品は一ヶ所にまとめて保管しておくことで、作業スタッフがどの場所にあるのかを覚えやすく、作業もスピーディーになります。
また、その際には似た商品を間違ってピッキングしないように、類似商品だけは離れた棚に保管したり、間違えやすい商品があることを作業スタッフ間で情報共有することも重要になります。
看板の表示内容を工夫する
見やすい看板を設置することで、倉庫内で迷わないようにします。ロケーション番号の数字を大きく表示したり、必要のない情報を減らしシンプルにすることで視認性を向上できます。
また、倉庫の柱や壁の高い場所に倉庫エリアの大まかなイラストが描かれた看板を設置するのも効果的です。
看板の色を工夫する
道路標識のように目を引く色を使って看板の表示を目立たせる工夫も効果的で、これにより看板を見つけやすくなり、倉庫内で迷うことも減らせます。
また、黒地に黄色の文字、遠くからでも目立つ赤い色など色の工夫をすることで、遠くからでも目立つ看板にすることができます。
まとめ
新人スタッフなどが倉庫内で迷わないようにするためには、一定のルールを基に分かりやすいロケーション番号を割り振る。倉庫内の見通しを良くするために整理整頓を行う。分かりやすい、見やすい看板を設置するなどが効果的です。
倉庫内作業の改善をしたいという方は参考にされてみてはいかがでしょうか?
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