COLUMNコラム
商品を管理する倉庫で携帯ラベルプリンタを活用する5つのメリットとは
商品を管理する倉庫では、入荷した商品に、商品名・バーコードなどがないことがあります。そのような場合には商品を判別しやすくするため、それらを印字したラベルを商品に貼付することがあります。
ここでは、倉庫の現場で携帯ラベルプリンタを活用する5つのメリットについてご紹介します。
作業動線の短縮
商品ごと携帯ラベルプリンタを利用すれば、その場で印刷できるため固定ラベルプリンタの所まで行く必要がなく、そのまま作業を続けることができます。
ラベルを取りに行く必要がなくなれば作業動線を短縮でき、業務の効率化を図ることができます。
どこでもラベル印刷が可能
ピッキングによってケースの入数が変わった時や、ラベルが汚れて印字が見づらい時など携帯ラベルプリンタがあればどこでもラベルを印刷でき、その場でラベルを貼り直すことが出来ます。ラベルの情報を正しく・読みやすくすることで、作業精度を向上させることができます。
貼り間違いの防止
商品が入荷した際に離れた所にある固定ラベルプリンタでラベルを印刷すると、固定ラベルプリンタと商品のある場所を行き来する必要があるため、ラベルとラベルを貼りつける商品を再確認してから貼る必要があり、貼り間違えてしまう可能性があります。
携帯ラベルプリンタなら商品があるその場でラベルを発行してそのまますぐに商品にラベルを貼ることができますので、貼り間違いを防止できます。
特定の設置場所が不要
固定ラベルプリンタは、特定の設置場所を決めて置いておく必要があります。特定の設置場所を確保することで作業スペースが狭くなり、業務の効率が下がる可能性もあります。
携帯ラベルプリンタであれば特定の設置場所を決めなくてもよいため、作業スペースを有効活用できます。
電源のない場所でも利用可能
固定ラベルプリンタは電源につなげていなければ動かすことができません。携帯ラベルプリンタであれば充電しておくことで、電源がない倉庫の外などでも使えますので、固定ラベルプリンタが使えない場所でも利用することができます。
まとめ
固定ラベルプリンタに比べると、携帯ラベルプリンタは充電しないと使えない・ラベルの数があまり入らないというデメリットもあり、物量の多い倉庫では携帯ラベルプリンタだけで運用するのは難しいというのが現状です。
そういった場合にも、固定ラベルプリンタと併用をすることで用途に応じて使うことができますので、効率的に作業することが可能になります。
お客様の運用に合わせ携帯プリンタと固定プリンタを上手に使い分けることで効率的に業務が行えるようになるのではないでしょうか。
物流ソリューション一覧
アトムエンジニアリングの物流ソリューションをご紹介します
課題 | 対応方法 | ソリューション |
---|---|---|
誤出荷を防止したい | バーコード照合を活用した出荷検品の実施 | 在庫管理システム >> |
在庫の先入れ先出しをしたい | 入荷日・製造日・賞味期限などの日付をシステムで管理 | 在庫管理システム >> |
在庫管理の精度を上げたい | 倉庫作業を行う際に、ハンディターミナルなどでバーコードを照合 | 在庫管理システム >> |
商品のロット管理、賞味期限管理を行いたい | 入荷時にロットや賞味期限をシステムに登録し、履歴を管理 | 在庫管理システム >> |
バーコードを利用した出荷検品だけ行いたい | ハンディターミナルやスマートフォンを活用したバーコード検品が可能な検品システムの導入 | 検品システム >> |
トレーサビリティに対応したい | 商品の賞味期限やロット番号を管理し、出荷履歴が見えるシステムの導入 | 在庫管理システム >> |
ピッキング作業の時間を短縮したい | 表示器を使用したデジタルピッキングシステムの導入 | デジタルピッキングシステム >> |
仕分け作業の時間短縮をしたい | 表示器を使用したデジタルアソートシステムの導入 | デジタルアソートシステム >> |