COLUMNコラム
倉庫業でAIの画像認識を活用する4つの新しい試みとは

様々な業種・業態でAI(人工知能)が活用されるようになり、倉庫業でもAIを利用する取り組みが始まりつつあります。
また、AIによる画像認識の精度もさらに向上し、様々な場面で利用できるようになりました。
今回は、倉庫業におけるAIの画像認識を活用する4つの新しい試みをご紹介します。
画像認識を活用した検品作業
スマートフォンなどのカメラを活用し、商品の画像を撮影。それをAIに取り込むことで、事前に登録しておいた画像との照合による検品が可能になるシステムが活用されています。
バーコードが付いていない商品でも利用することができ、業務の効率化が可能になります。
ピッキングロボットへの活用
ピッキングロボットについているカメラがピッキングする商品の画像を取り込み、それをAIが分析することで形状などを認識。適切にピッキングを行うロボットが開発されています。
これらのロボットが人間の代わりに、ピッキング作業を行う日が近い将来訪れるのではないでしょうか?
商品が適切な棚に保管されているかの確認
ドローンにカメラやRFIDなどの自動認識の仕組みを搭載し、それを倉庫内で飛行させることにより、正しい商品が正しい場所にきちんと保管されているかの確認ができる仕組みの開発が進んでいます。
このシステムにAIを取り込むことにより、さらに高度化する計画のようです。
ドローンを活用した倉庫の警備
ある企業が施設の警備を、人間の代わりにドローンで行うべく準備を進めているようです。
将来的には、それらドローンで撮影した画像をAIが認識し、不審者がいないかのチェックを自動で行えるようシステムを開発しています。
まとめ
AIの活用により、様々な業種・業態で働き方が大幅に変わるのではないかと言われています。
今後、AIの普及により倉庫業にどのような変化が訪れるのか?
その動向が注目されます。
物流ソリューション一覧
アトムエンジニアリングの物流ソリューションをご紹介します
課題 | 対応方法 | ソリューション |
---|---|---|
誤出荷を防止したい | バーコード照合を活用した出荷検品の実施 | 在庫管理システム >> |
在庫の先入れ先出しをしたい | 入荷日・製造日・賞味期限などの日付をシステムで管理 | 在庫管理システム >> |
在庫管理の精度を上げたい | 倉庫作業を行う際に、ハンディターミナルなどでバーコードを照合 | 在庫管理システム >> |
商品のロット管理、賞味期限管理を行いたい | 入荷時にロットや賞味期限をシステムに登録し、履歴を管理 | 在庫管理システム >> |
バーコードを利用した出荷検品だけ行いたい | ハンディターミナルやスマートフォンを活用したバーコード検品が可能な検品システムの導入 | 検品システム >> |
トレーサビリティに対応したい | 商品の賞味期限やロット番号を管理し、出荷履歴が見えるシステムの導入 | 在庫管理システム >> |
ピッキング作業の時間を短縮したい | 表示器を使用したデジタルピッキングシステムの導入 | デジタルピッキングシステム >> |
仕分け作業の時間短縮をしたい | 表示器を使用したデジタルアソートシステムの導入 | デジタルアソートシステム >> |