COLUMNコラム
物流アウトソーシングを検討する際に注意するべき6つのポイントとは
物流のアウトソーシングを検討されている方も少なくないのではないでしょうか? ここでは、その際に注意するべき6つのポイントをご紹介します。
物量の波動への対応
季節によって物量が大きく変わる商品は少なくありません。また、ネット通販などでは、セールの際に極端に商品の出荷が多くなる事があります。
この様な物量の波動に迅速に対応する事が可能か事前に確認する必要があります。
商品を発送するまでのスピード
ネット通販を中心に、商品の注文を受けてからお客様に商品が届くまでの期間を短くするニーズが高まっています。
物流をアウトソーシングする際には、出荷指示を受けてからどの程度の時間で商品を発送できるかを事前に確認しておくことが重要です。
物流品質向上の取り組み
誤出荷を防止する対策の実施やトレーサビリティへの対応など物流品質向上の対策がしっかり行われているか確認することも大切です。
また、物流品質安定のため在庫管理システムなどの物流システムを導入し、業務のシステム化が行われているかという点も重要になります。
流通加工への対応
アウトソーシングをする商品によりましては、プレゼントのラッピング対応や包装作業、商品に不具合がないか確認する検査作業などが必要になる場合があります。
物流業務をアウトソーシングする際には、現在行われている流通加工のみならず、今後必要になると考えられる流通加工にも対応することができるか確認することも大切です。
十分な保管スペースの確保
保管スペースが十分に確保できるかという点も重要です。
加えて、現在預ける予定の荷物のみならず、将来物量が増えた時にも対応することができるか事前に確認する必要があります。
請求金額の計算方法
倉庫業・3PL業におきましては、預けた荷物の個数・期間で請求金額を計算する場合もありますし、坪貸面積で請求金額を計算する場合もあります。
物流のアウトソーシングをする前に、自社の運用にあった請求金額の計算方法をとってもらえるか確認する必要があります。
まとめ
物流をアウトソーシングすることにより、企業の業務をシンプルにする事が可能になります。
物流アウトソーシングを検討されている方は、今回紹介した注意点を参考にしてみてはいかがでしょうか?
物流ソリューション一覧
アトムエンジニアリングの物流ソリューションをご紹介します
課題 | 対応方法 | ソリューション |
---|---|---|
誤出荷を防止したい | バーコード照合を活用した出荷検品の実施 | 在庫管理システム >> |
在庫の先入れ先出しをしたい | 入荷日・製造日・賞味期限などの日付をシステムで管理 | 在庫管理システム >> |
在庫管理の精度を上げたい | 倉庫作業を行う際に、ハンディターミナルなどでバーコードを照合 | 在庫管理システム >> |
商品のロット管理、賞味期限管理を行いたい | 入荷時にロットや賞味期限をシステムに登録し、履歴を管理 | 在庫管理システム >> |
バーコードを利用した出荷検品だけ行いたい | ハンディターミナルやスマートフォンを活用したバーコード検品が可能な検品システムの導入 | 検品システム >> |
トレーサビリティに対応したい | 商品の賞味期限やロット番号を管理し、出荷履歴が見えるシステムの導入 | 在庫管理システム >> |
ピッキング作業の時間を短縮したい | 表示器を使用したデジタルピッキングシステムの導入 | デジタルピッキングシステム >> |
仕分け作業の時間短縮をしたい | 表示器を使用したデジタルアソートシステムの導入 | デジタルアソートシステム >> |