COLUMNコラム
2017.05.30
物流における共同配送を行う4つのメリットとは
配送業における人手不足や配送コストの上昇を受け、様々な企業が他社と連携し、自社の商品と他社の商品を一緒に運ぶ共同配送を行うケースが増えています。
ここでは、それら共同配送を行うメリットをご紹介します。
コストの削減
商品を他社の荷物と一緒に運ぶことで、各々で商品を運ぶよりも大幅に物流コストを下げることが可能になります。
近年は、物流コスト削減のため競合の企業と共同配送を行うケースもあるようです。
人的資源の有効活用
近年、物流関連の人手不足が深刻になっており、商品を運ぶ人が足らない状態が続いています。
複数の企業の荷物を一緒に運ぶ共同配送を実現することで、人的資源の有効活用が実現し、人手不足を解消することも可能になります。
エコロジーな配送を実現
複数企業の商品をまとめて運ぶことが可能になるので、商品を別々に運ぶよりも二酸化炭素の排出を抑えることができ、環境にやさしい物流を実現できるようです。
取扱量の少ない企業との取引が可能
1社で商品を運ぶ際には、取引量が少ないと配送コストなどで採算が悪くなり、取引が行えないということもあります。
複数企業の商品をまとめて運ぶことで配送量が多くなり、今まで取引できなかった企業との取引も可能になります。
まとめ
共同配送を実現することで、大幅な物流業務の改善が実現します。
また、今後は個人宅への配送につきましても、配送業者がエリアを絞りほかの配送業者の荷物もまとめて運ぶという試験的な取り組みも始まっています。
物流業界における人手不足が深刻な中、今後も新たな共同配送の取り組みが増えてくるのではないでしょうか?
物流ソリューション一覧
アトムエンジニアリングの物流ソリューションをご紹介します
課題 | 対応方法 | ソリューション |
---|---|---|
誤出荷を防止したい | バーコード照合を活用した出荷検品の実施 | 在庫管理システム >> |
在庫の先入れ先出しをしたい | 入荷日・製造日・賞味期限などの日付をシステムで管理 | 在庫管理システム >> |
在庫管理の精度を上げたい | 倉庫作業を行う際に、ハンディターミナルなどでバーコードを照合 | 在庫管理システム >> |
商品のロット管理、賞味期限管理を行いたい | 入荷時にロットや賞味期限をシステムに登録し、履歴を管理 | 在庫管理システム >> |
バーコードを利用した出荷検品だけ行いたい | ハンディターミナルやスマートフォンを活用したバーコード検品が可能な検品システムの導入 | 検品システム >> |
トレーサビリティに対応したい | 商品の賞味期限やロット番号を管理し、出荷履歴が見えるシステムの導入 | 在庫管理システム >> |
ピッキング作業の時間を短縮したい | 表示器を使用したデジタルピッキングシステムの導入 | デジタルピッキングシステム >> |
仕分け作業の時間短縮をしたい | 表示器を使用したデジタルアソートシステムの導入 | デジタルアソートシステム >> |