COLUMN

2017.04.06

倉庫業における在庫管理システム選定で注意する6つのポイントとは

倉庫業における在庫管理システム選定で注意する6つのポイントとは

3PL業、倉庫業向け在庫管理システムの導入を検討している方もいるのではないでしょうか?
ここでは、3PL業、倉庫業において在庫管理システムを導入する際に気を付ける6つのポイントをご紹介いたします。

荷役料、保管料などの請求管理のシステム化

請求管理の機能が付いた在庫管理システムを利用し、各種データを入力することで、荷役料、保管料、運賃などの料金を自動で計算することができるようになり、業務の効率化が実現します。

複数荷主、複数拠点への対応

在庫管理システムが複数荷主、複数拠点に対応していることで、拠点や荷主毎にシステムを導入する必要がなく、システム導入費用と維持費を削減できます。
また、同一システムで管理するため業務内容もシンプルになり、作業効率を上げる事もできます。

クラウドシステムの利用

クラウドの在庫管理システムを利用することで、サーバーを準備する必要がなく、初期導入費用や維持費などの削減が可能です。
また、サーバーを構築する必要もないため、比較的スムーズにシステムの導入ができます。

ハンディターミナルなどマテハン機器の利用

バーコードを読み込むハンディターミナルを利用することで、手入力をする必要がなくなり業務の効率化が実現します。
また、ピッキング作業の効率化には表示器を利用したピッキングシステムの導入も効果的です。
在庫管理システムを導入する際には、これらマテハン機器との連携も視野に入れ、倉庫内作業をトータルで改善できるようにする必要があります。

外部システムとの連携

在庫管理システムを利用し、業務の効率化を行う際には上位システムや伝票発行ツールなどとの連携も重要になってきます。
運用に必要な外部システムは何か?また、それとスムーズに連携できるかを事前に確認する必要があります。

ロケーション管理を考慮する

ロケーションの管理方法としては、商品を事前に決められた所に入庫する固定ロケーションと商品を任意の空いている棚に入庫できるフリーロケーションがあります。
固定ロケーション管理では、在庫切れになった時に棚が空くのですぐに気が付く事ができるメリットがあり、フリーロケーションでは、空いている棚を有効活用できるので保管効率を上げる事ができるというメリットがあります。
現場の運用に合わせ、ロケーション管理方法を選択。その管理方法に対応した在庫管理システムを選ぶ必要があります。

まとめ

3PL業、倉庫業におきましても在庫管理システムの導入で、倉庫内の在庫の見える化や業務の標準化などが実現します。
作業の効率化やミスの防止にも効果がありますので、現在の運用方法を考慮し適切な在庫管理システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
また、システム導入をご希望の方は、物流、製造、倉庫の現場を改善し30年以上の経験と実績がある弊社アトムエンジニアリングにお気軽にご相談ください。

 

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