COLUMNコラム
2013.10.24
効率的なピッキング方法とは?
問合せをいただく時のキーワードとして「ピッキング」という言葉がありますが、大きく分けて2種類の意味を持っています。
1.1オーダーごとに必要なアイテムを出庫する。
2.複数オーダー分のアイテムをまとめて出庫する。
1はオーダーピッキングやシングルピッキングとも言われ、通販物流(BtoC)でのピッキングや、製造工場での部品のピッキングなどに多く使われます。
1回のピッキングで作業が完了しますが、その分倉庫内を歩きまわるため動線は長くなります。
2はトータルピッキングとも言われ、出荷先は多いがアイテム数が少ない場合などに向いています。
この場合、一度トータルピッキングしたアイテムを再度出荷先ごとに仕分けをする必要がありますが、ここで仕分けをする方法としてさらに2種類に分かれます。
オーダーごとに必要なアイテムを拾っていくパターンと、アイテムを出荷先ごとに置いていくパターンです。
前者を摘みとり方式、後者を種蒔き方式とも言います。
出荷先が多いパターンの場合には種蒔き方式が、アイテム数が多い場合には摘みとり方式が向いてます。
種蒔きは仕分け(アソーティング)などとも言われてピッキングとは違ってくる意味合いも含まれますが、問合せ時にはピッキングという言葉が使われることが多いです。
このように同じ「ピッキング」というキーワードでの問合せでも内容を掘り下げていくと提案する内容なども変わって来ることもよくあります。
専門的な言葉が分からなくても経験豊富なスタッフが丁寧に応対いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
物流ソリューション一覧
アトムエンジニアリングの物流ソリューションをご紹介します
課題 | 対応方法 | ソリューション |
---|---|---|
誤出荷を防止したい | バーコード照合を活用した出荷検品の実施 | 在庫管理システム >> |
在庫の先入れ先出しをしたい | 入荷日・製造日・賞味期限などの日付をシステムで管理 | 在庫管理システム >> |
在庫管理の精度を上げたい | 倉庫作業を行う際に、ハンディターミナルなどでバーコードを照合 | 在庫管理システム >> |
商品のロット管理、賞味期限管理を行いたい | 入荷時にロットや賞味期限をシステムに登録し、履歴を管理 | 在庫管理システム >> |
バーコードを利用した出荷検品だけ行いたい | ハンディターミナルやスマートフォンを活用したバーコード検品が可能な検品システムの導入 | 検品システム >> |
トレーサビリティに対応したい | 商品の賞味期限やロット番号を管理し、出荷履歴が見えるシステムの導入 | 在庫管理システム >> |
ピッキング作業の時間を短縮したい | 表示器を使用したデジタルピッキングシステムの導入 | デジタルピッキングシステム >> |
仕分け作業の時間短縮をしたい | 表示器を使用したデジタルアソートシステムの導入 | デジタルアソートシステム >> |